2月26日
お正月明けに縁あってお引き受けすることになった、46歳で突然往かれた女性の満中陰法要を勤めました。
故人が若かっただけに、今日お参りされたのも高校生から50歳前ぐらいまでの人が15,6人でした。お斎を頂きながらゆっくり話ができた。
七日参りはしなかったので、
お通夜、還骨勤行そして今日の三回、合計で30分あまりしか話を聞いていただけなかったのですが、若い人たちも含め皆さんとても、まじめに話を受け止めてくださっていることがよくわかりました。
また、いろいろなところで知り合いがつながっていることもわかり、世間の狭さを知らされました。
仮通夜で初めて顔を合わせ、通夜、葬儀、満中陰と数回の顔合わせですが、ずいぶん以前から知り合いだったような感覚になりました。
家の中心を見送った悲しさはそう簡単には癒えないかもしれませんが、これからも法事を通じて何度もお目にかかることになりそうなご家族です。
住職冥利に尽きる出会いです。